いびきの原因とは?
いびきの原因とは、肥満・加齢・病気(蓄膿症やアデノイド)など様々です。
また、普段イビキをかかない人でも、イビキをかきやすい状態になることもあります。
- 肥満
鼻腔から、のど、気管支に至るまでの空気の通り道を「上気道」といいますが、太っている人はこの上気道の内側にも脂肪がつき、気道が狭まっています。舌も肥厚して、のどを塞いているようなケースも多く見られます。
しかし、太っている人ほど体が大きく、多くの酸素を必要とするので、たくさんの空気を吸いこもうとして、イビキをかきやすくなるのです。
まず、肥満が原因でイビキをかく人の場合、ダイエットをすることが重要になります。
- 加齢
年をとるにしたがい、呼吸筋を含めた筋がゆるみやすくなり、イビキをかきやすくなります。
「若い頃はイビキをかかなかったのに、年をとってからかくようになった」という人も多いようです。
- 鼻やのどの病気
空気の通り道を狭くするような構造的な異常が鼻やのどにあると、当然イビキをかきやすくなります。
例えば、のどにアデノイドがあったり、扁桃腺が腫れていたり、蓄膿症などの病気で鼻づまりを起こしている場合などです。
- 鼻の形
空気の入り口である鼻の通りが悪いと、当然イビキをかきやすくなります。鼻が低くだんご鼻の人や鼻筋が曲がっている人は、鼻腔の部分で強い抵抗が起こり、いわゆる”鼻イビキ”をかきやすくなります。
特に鼻筋が曲がっている人(鼻中隔彎曲症)は、鼻づまりや嗅覚障害を起こしやすいので、一度耳鼻科で相談されることをお勧めします。
- 下あごの形
舌には、それを支える大きな柱が無い為、仰向けに寝ると舌がのどの奥に落ち込んでしまい、気道が狭くなります。
下あごが小さい人や、後退している人は、舌を支えるスペースが小さい為に、舌が落ち込みやすく、イビキをかきやすくなります。
- のどの形
のどの形もいびきの大きな原因の一つです。のどちんこが舌につくほど長い人や、のどちんこの両側にある薄い膜の部分(口蓋弓)の幅が広い人は、イビキをかきやすくなります。
- 呼吸の仕方
人は、口を閉じている時より開いている時の方が、気道が狭くなります。
調査では、いびきをかく人の70%以上が口を開けて寝ているそうです。
普段から口呼吸をしている人は、寝ている時も口を開けている可能性が高いので、
いびきをかきやすくなります。
口呼吸は、口臭の原因になったり、空気中の菌をそのまま吸い込んでしまうので、
風邪をひきやすい等、体にとって良くないことばかりです。
長年口呼吸をしている人は、無意識のうちに口呼吸をしている為、一気に鼻呼吸に移行するのは意外と難しいと思います。
日頃から鼻呼吸を心がけるように訓練することが、大切になってきます。
1日10分で簡単にマスターできる鼻呼吸トレーニングはこちらから
いびきをかきやすい状態
- 疲労・ストレスが溜まっている
誰でも睡眠中には体の筋肉がゆるみます。その為、のどちんこが垂れたり、舌がのどの奥に落ち込んだりして気道を狭くする訳ですが、体が疲れていると、疲れをとるために無意識に、口で沢山の酸素を吸いこもうとします。すると、上あご(軟口蓋)が激しく振動して、大いびきをかくことになります。
同様にストレスもいびきに影響します。ストレスによって気道に異常が生じると、粘膜から分泌物がたくさん出たり、逆に粘膜の乾燥・充血などが起こってイビキをかきやすくなります。
- お酒・睡眠薬を飲む
大量のお酒や睡眠薬などを飲むと、筋肉のゆるみが促進され、気道が狭くなる為、イビキを引き起こしやすくなります。
同様に、食べすぎも消化器官の疲労が全身疲労につながりますので、寝る前の暴飲暴食には注意しましょう。
- 寝姿勢
上を向いて寝ると、イビキをかきやすくなります。イビキの70%以上が、仰向けに眠ている状態の時に発生しています。特に、高い枕で寝ている人は、あごを引いた姿勢になるため、頸部が圧迫されて気道が塞がれ、イビキをかきやすくなります。
また、バンザイをするように手を上げて寝る癖のある人も、同様の理由でいびきをかきやすくなります。